バイオマスは、石油などの化石燃料とは違って、循環的に利用でき、温暖化を防ぐ、

地球環境にやさしいエネルギー源です。化石燃料の代わりにバイオマスエネルギーを

利用することで二酸化炭素の追加的な発生を抑えられるため、太陽光や風力などとなら

んで新エネルギーとして今後の利用拡大が期待されています。
 
   平成14年3月に改訂された「地球温暖化対策推進大綱」(地球温暖化対策推進本部

本部長内閣総理大臣)では、CO2排出削減対策として木質バイオマスを含むバイオマス

の利用促進が、また、温室効果ガス吸収源対策として木質バイオマスの利用促進が位置

づけられています。
また、この大綱を受けて、平成14年12月に策定された「地球温暖化

防止森林吸収源10カ年対策」(農林水産省)の中では、CO2の吸収源対策としての望まし

い森林整備の確保につながるよう木質バイオマスの利用を推進することとしています。